ウィジェットの表示・非表示を設定できるプラグインです。
トップページのみウィジェットを表示(非表示)させるとか、特定カテゴリのみウィジェットを表示(非表示)させるなどの設定が可能です。
例えば、サイトの記事表示設定を「最新の投稿」にしている場合、メインコンテンツに「最新の投稿」が表示されますので、【Recent Post Plus】プラグインなどでサイドバーに「最新の投稿」表示させると内容が被ってしまいます。
そんな時に、この【Display Widgets】プラグインで「トップページには最新の投稿を表示させない」などの制御をすると便利です。
同種のウィジェット管理プラグインは複数あるのですが、色々試した中でこれに落ち着きました。
特長
- ウィジェット画面からの操作ができる
- 設定がシンプルでわかりやすい
- 一部日本語化されている
- 個別記事までの設定が可能で、大抵の場合はこれで十分間に合う
解説
まず、他のプラグインはウィジェットページをコピーしたような独自の設定ページを持っていて、そこから表示・非表示の設定をするという形式だったので、ちょっとわかり難いと感じました。
Display Widgetsは既存のウィジェット画面から操作可能なので煩わしさがありません。
また、設定が表示(非表示)を選んでから、それを適用するページを選択するだけですので簡単です。元々シンプルですが、一部日本語化もされています。
他のプラグインの中にはかなりとっつき難く、Display Widgetsよりも詳細な設定ができるようなのもありますが、単純な「特定のページの表示・非表示」の用途であればこのプラグインで十分かと思います。
ただ、自分でオリジナルのif文を追加したりすることはできませんので、そこまでしたい場合は他のプラグインを利用することになります。
インストールと使い方
WordPressの管理画面から、「プラグイン」>「新規追加」>「検索」で【Display Widgets】を検索してプラグインをインストールします。
後は、ウィジェット設定画面からそのまま設定が行えます。
設定
いつも通り、ウィジェット設定画面から特定の条件で表示させたい(させたくない)ウィジェットを選択します。
開くと下部に「Display Widgets」の設定箇所が追加されています。
設定項目
Show Widget for:全て、ログインユーザ、ログアウトユーザから選択可能
Hide on checked paged:チェックしたページでは隠す
Show on checked paged:チェックしたページで表示する
【フロント ページ】
【ブログ ページ】
【アーカイブ ページ】
【個別記事 ページ】
【404 ページ】
【検索 ページ】
【固定ページ】
【カテゴリ】
【上記リストにない記事のIDをコンマ区切りで指定する】
設定例
例えば、トップページのみ表示させたいウィジェットがあれば、「Show on checked paged」をチェックしてフロントページ(ブログページ)にチェックを入れます。
記事を「最新の投稿」表示にしている場合はブログページ、固定ページで設定している場合はフロントページになります。ここだけわかり難いので注意です。
これで、トップページだけにウィジェットが表示されるようになります。
あまり使う機会はありませんが、記事IDを指定することで「特定記事のみ」といった細かい設定まで可能です。
記事IDの確認方法
記事の編集画面でタイトル下、パーマリンクの2つ右(編集の右)に「短縮URLを取得」とありますので、そこをクリック。
ボックスにURLが出ますので、そのURLの「?p=〇〇」の数字部分が記事IDになります。